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◎「言葉を育てる」(伊能) 

  近くの小学校の「校長だより」に次の様なことが書いてありました。
     ・・・・・・・☆・・・・・・・☆・・・・・・・☆・・・・・・・☆・・・・・・
  私は、生徒から、「校長先生、ごみ」と言われたことがあります。
  「私はごみではないぞ」と思いながらも、手にごみを持っていたので、「あぁこの子はごみ
 を拾ってくれたんだ」と思い直しました。
  「校長先生トイレ」と言われたこともありました。その時は「私はトイレではありません」と
 言いました。
  「校長先生トイレに行っていいですか」と聞けば良いことを教えました。

  短い言葉だけを並べて自分の思いを伝えようとするのを、ある大学の先生が 「酔っぱら
 い言葉」と名付けました。相手への思いやりや、優しさ、心づかいが感じられません。
  そんな子供たちに気づかせていきたいと思います。
     ・・・・・・・☆・・・・・・・☆・・・・・・・☆・・・・・・・☆・・・・・・

  このお便りを見て、私は大人の責任があるのではないかと考えさせられました。
  少子化の時代、親は子供の言うことを最後まで聞かずに、「どうしたの○○なの」「△□
 でしょ!」などと、先取りして助け舟をだしてしまいます。
  「ことばを育てる」ことを考えていないのではないかという気がします。

  幼児がことばを覚える時期は、会話の時に、子供の目線に合わせて「考える時間」を待
 つことが必要だと思います。
  それなのに、「こどものことば」を、笑顔で待つ大人の心のゆとりがなくなり、親の都合で
 せかせてしまっています。それでは「ゴミ」「トイレ」で通じてしまいますから更に単語だけの
 会話になってしまいます。

  幼児の会話の力を育てるには、気持ちや考えを伝えようとする子供の言葉を、おしまいま
 でじっと聞くことが必要です。
  例えば、子供が「ゴミ」と言ったら、「ゴミがどうしたの?」と、ゴミだけでは伝わらないこと
 を教えて、「ゴミ拾ってきたよ・・・どこに入れる?」と言えるように、日々の生活の中で実感
 させて教えていくことが、言葉を育てることになるのではないでしょうか。

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