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◎可能性は誰にもある(黒岩) 

   私の家の近くに気楽にシャンソンを聞く小さなサロンがある。バーでもなく居酒屋
  でもない。テーブルの上にワインと薄切りのフランスパン、大皿に盛られたサラダが
  あるだけ。
   でもそこに集まる人は皆シャンソン好きの人ばかりで、初参加でもすぐコミュニケー
  ションが取れる心温まる不思議な場所だ。

   先日久ぶりに参加したら特別にゲストが招かれていた。彼の名は通称寛ちゃん。
   もと日劇のトップダンサーで現在はシャンソン歌手としても活躍しているとのこと。
   寛ちゃんがラスト曲で歌う歌の思いを話してくれた。

   タイトルは「みッちゃん」 、ある肢体不自由児や知恵遅れの福祉施設の園長さん
  から、このこども達にダンスを教えて欲しいと頼まれ、寛ちゃんはびっくりした。
   歩くのもままならないこの子達に到底踊れるはずがないと思い断った。

    しかし園長さんは、「この子たちは、身体は不自由でも、心は自由なの」
   「だめな子なんて 一人もいないのよ」それに「この子たちに教えられるのは、
  一流でなければできないの」。
   熱心に話す園長さんの熱意に、寛ちゃんのこころの扉は開かれたそうだ。
   教えてみると不自由な身体で一生懸命に踊る姿に感動した。一人の女の子が、
  やっと歩きながら近づいてきて、「先生、私は皆のように踊れないから、夢の中で
  踊るね」と。

   勝手に出来ないと決め付けてしまった自分を恥じ、可能性は誰にもあると気づき、
  曲が生まれたそうだ。 その子の名がみッちゃん。

   ともすると、私たちは、普通に出来ないことに偏見を持ってしまうことがあるが、
  誰にでもいろいろな可能性があると、私も、気づかされた。

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